大豆もやし普及委員会

  1. ホーム
  2. 大豆もやし普及委員会
  3. 大豆もやしの栄養と機能性

大豆もやしの栄養と機能性

大豆もやしは家族の味方!!

もやしって何?

もやしとは植物名ではなく、芽し、萌しという意味で、主に穀類や豆類の種子を水に浸し、暗所で発芽、成長させたものです。
大豆や緑豆等の豆類を種子とする「豆もやし」は、発芽させることによって豆の時にはなかったビタミンCが生成されるほか、肥満や動脈硬化の予防に効果のあるビタミンB2が豆のときよりも増加します。また、発芽の過程で、食物繊維やタンパク質は吸収されやすい形に変わり、カルシウム、鉄分も多く含まれます。一方、低カロリーなので欧米ではダイエット食品として注目されています。

大豆もやしって何から出来ているの?

豆もやしの中でも、大豆を種子としたもやしが「大豆もやし」です。

大豆を種子としているので、大豆の持つ「大豆サポニン」、「大豆イソフラボン」、「大豆たんぱく質」などの機能性成分を豊富に含んでいます。

 

大豆もやしを食べると良いことがいっぱい

ママの綺麗に

美肌効果

豆の時には無く、もやしになる過程で発生するビタミンCは、美肌作りに欠かせません。ビタミンCには、コラーゲンの生成を助ける働きがあります。また、紫外線によるメラニンの沈着を抑え、シミやそばかすを防ぎます。さらに大豆イソフラボンも、体内のホルモンバランスを整えることにより、女性を悩ます月経前の不快な症状をやわらげ、美肌状態を保つと考えられています。

ダイエット効果

大豆たんぱく質には、「体脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の蓄積を抑える」効果があると言われています。もやしにすると増加するサポニンは、脂質代謝の改善や肥満防止に効果があると言われ、低カロリーで食物繊維が豊富なダイエット食材です。

乳がん予防

女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造を持つ大豆イソフラボンは、ホルモン依存性の悪性腫瘍である乳がんに対する予防効果があると報告されています。

更年期症状の軽減

大豆イソフラボンは女性ホルモンとよく似た構造を持ち、閉経後のホルモンバランスを保つと考えられています。不眠、イライラ、耳鳴りといった更年期症状を抑え、体調を整えてくれます。

パパのカッコいいに

メタボ改善(肥満予防)

大豆タンパク質には、脂肪の燃焼と蓄積抑制の効果があり、食べ物やアルコールによって作られた中性脂肪が肝臓に沈着しておこる脂肪肝の脂肪を取り除いてくれる作用があります。

二日酔いの予防

大豆に含まれる「サポニン」には強い抗酸化作用があり、肝機能を損なう原因となる過酸化脂質の生成を抑制します。肝機能を高め、アルコールの分解を早めるので、二日酔いの予防に効果があると言われています。

動脈硬化・高血圧予防

大豆たんぱく質には血中コレステロールを低減する効果があるほか、大豆に豊富に含まれるレシチンは悪玉コレステロールを低減させます。総合的に心臓病や脳卒中の原因となる「動脈硬化」や「高血圧」を防ぎます。

大腸がんの予防

もやしにすると増加する大豆イソフラボンやサポニンは、大腸がん細胞の増殖抑制作用・予防効果がある報告されています。

糖尿病の予防

大豆レシチンは、水と油を乳化する作用があり、血管に付着したコレステロールを取り除く効果も高いため、糖尿病の予防をする働きがあるといわれています。

家族みんなの健康に

老化防止

大豆たんぱく質は、酵素やホルモンを生みだす能力を高め、内臓の働きを活発にしてくれます。

ボケ防止

大豆には、人間の細胞膜を構成する「レシチン」という成分を豊富に含みます。レシチンはリン脂質と呼ばれる物質の一種で、脳細胞を活性化させ、脳の老化を防ぐ働きもあるといわれています。

骨粗鬆症の予防

大豆イソフラボンは、閉経後のカルシウムの過剰な流出を抑え、骨粗鬆症の予防に役立ちます。

成長に必要な栄養素

子供の成長に必要なアミノ酸をバランス良く採ることができ、肥満を抑えながら健康的な発育を促します。